<濁度センサー>
透過・散乱光演算方式の採用により懸濁物質の色による影響を極小化。光源の光束をφ17mmと大きくかつ一様にし、懸濁物質のムラによるバラツキを解消。光学レンズを使用したガラス面を特殊加工によりわずかに突出させ、ワイパー式自動洗浄で、汚れや気泡を完全に一掃します。材質はステンレスを採用、耐久性もさらに向上しました。
●透過・散乱光演算方式
●光学レンズ使用
●ワイパー式自動洗浄機構
●標準測定範囲は
0~1,00度 精度±2%(F.S)
100~1000度 精度±2%(F.S)
自動2段切替
<水温センサー>
日本初のサーミスタ式水温計を手がけてきた当社が長い実績と経験から磨きあげてきた最新のセンサー。小さな温度変化も素早く正確にキャッチします。
●サーミスタ採用
●標準測定範囲は-10.0~40.0℃ 精度±0.1℃
濁度水温センサー
電気伝導度センサー
新開発の特殊の7電極(交流4電極複合)方式により耐汚性を飛躍的に向上したため、信頼性の高い長期間の連続自動観測が可能です。また測定ポイントの水を素早く的確にキャッチできるように通水性を確保。pH検出部からの干渉も排除しました。測定結果は一定温度への換算を実施。また、測定範囲を広げて、河口や海洋における塩分Sまたは塩素量CI測定も可能です。
●特殊7電極(交流4電極複合)方式
●自動温度換算機能付
●標準測定範囲は2.0~200.0ms/m 精度±3%(F.S)
DOセンサー
高水深での直接測定を可能とした結果、正確な鉛直分布観測を実現。電極内に備えた水温素子により温度補正も万全です。光学方式である為、水の流れが無い場所でも、高精度とハイレスポンスを達成。検出素子の汚れを防ぐ為、洗浄には特殊ブラシを使用した自動洗浄機構を採用しました。
●光学方式
●温度補正機能付
●ブラシ式自動洗浄機構
●測定範囲は0.00~25.00mg/l 精度±0.4mg/l
pHセンサー
容積を十分にとった2重構造の電極により溶液の変化を防ぎ、長期にわたる安定した精度を確保。厚さ0.2mmの半球形電極膜の採用により高耐水圧とハイレスポンスを実現。鉛直分布の直接測定にも威力を発揮します。さらに自動洗浄機構の装備により長期の連続観測を可能にしました。
●ガラス複合電極
●液絡部はWジャンクション(2重)構造
●耐水圧構造
●ブラシ式自動洗浄機構
●測定範囲は2.0~12.0 精度±0.1
UVセンサー
COD値を連続的に把握可能としたUV(紫外線吸光度)測定。高耐水圧構造と小型化により大水深での直接測定を可能とし、鉛直分布観測を高精度に実現。紫外線と可視光線の吸光度を同時に検出するツインスペクトル方式を採用し、懸濁物質による影響を可能な限り補正します。光量変化を常時監視するため測定誤差も完全補償、常に正確な測定が行えます。
●100mの水深まで直接測定可能な耐水圧構造
●ツインスペクトル方式
●ワイパー式自動洗浄機構
●標準測定範囲は吸光度0.00~0.50Abs 精度±5%(F.S)
クロロフィルaセンサー
直接投入型の蛍光光度測定方式ですので、薬品処理が不要。そのため、リアルタイムの測定が可能です。
●ワイパー式自動洗浄機構
●測定範囲は0.0~200.0μg/l 精度±0.2%(F.S)
◇クロロフィルa濃度=植物プランクトン量の指標。この濃度は、富栄養化を把握する上で重要。富栄養化の決定的な要因はリンで、この全リン濃度とは、高い相関性がある。